410 410 Wordのマクロはキーボード操作で | 初心者のためのOffice講座-SupportingBlog2 Yoshiko Hamamoto

Wordのマクロはキーボード操作で

Wordでもマクロの記録というボタンがあります。Excelとは異なり、キーボードを使用します。

「開発」タブの表示

Word2007でマクロを作成する場合は、「Officeボタン」をクリックして「Wordのオプション」をクリックします。
「Wordのオプション」ダイアログボックスの「基本設定」で「「開発」タブをリボンに表示する」のチェックボックスをオンにして、「OK」ボタンをクリックします。


Office2010以降は、「開発」タブを表示する方法が少し変わりました。以下の記事で解説しています。

開発タブの表示 | Office2010 | 初心者のためのOffice講座 

マクロの記録

リボンに「開発」タブが表示されます。
ここでは例として、作成された文書をコピーして貼りつけるマクロを作成しようと思います。
「マクロの記録」をクリックして、「マクロ名」をつけて「OK」ボタンをクリックして開始します。

マウスポインタの形

マクロの記録が開始されると、以下のようにマウスポインタの形が変わります。

記録開始

文書全体を選択するには、「Ctrl」キーと「A」キーを押します。

 Wordのマクロでは、文字列の選択をする場合、マウスを使用して選択はできません。 必ずキーボードから操作します。

以下は、Wordのヘルプです。


「Ctrl」キーと「A」キーを押して全体を選択して、「ホーム」タブのコピーボタンをクリックします。「Ctrl」キーと「C」キーでもいいです。

そして、行末カーソルを移動させるには「End」キーを押します。
「ホーム」タブの「貼り付け」ボタンをクリックします。あるいは、「Ctrl」キーと「V」キーを押します。

記録終了

以上の操作を終えたら、「開発」タブの「記録終了」ボタンをクリックします。
「Visual Basic」ボタンをクリックすると、コードが表示されます。

マクロの実行

実行するには、「マクロ」ボタンをクリックして、マクロ名を選択して「実行」ボタンをクリックします。


「マクロ」をクイックアクセスツールバーに追加

マクロボタンは、クイックアクセスツールバーに登録することもできます。 「クイックアクセスツールバー ツールバーのカスタマイズ」から、「その他のコマンド」をクリックします。


「コマンドの選択」の▼ボタンをクリックして、「マクロ」を選択します。
作成したマクロが表示されますので、選択して「追加」ボタンをクリックします。


以下のようにクイックアクセスツールバーにマクロが表示されます。便利ですね。


Wordのマクロについては、以下の記事でも解説しています。

Wordの記録マクロ | Word2016 | 初心者のためのOffice講座

複数の置換を一括で行うマクロ | Word2013 | 初心者のためのOffice講座

Wordのマクロを全ての文書で使えるようにするには | Word2013 | 初心者のためのOffice講座