410 410 帳票フォームから同じIDの単票フォームを開く(イベントプロシージャ) | 初心者のためのOffice講座-SupportingBlog2 Yoshiko Hamamoto

帳票フォームから同じIDの単票フォームを開く(イベントプロシージャ)

帳票フォームの作成したボタンをクリックしたら、同じIDの単票フォームを開く方法です。

コマンドボタンのクリック時イベントに入力

帳票フォームと単票フォームは、作成済みです。
帳票フォームの名前は「F_顧客」、単票フォームの名前は「F_ツアー」です。


帳票フォーム「F_顧客」のコマンドボタンのプロパティを表示します。
「イベント」タブの「クリック時」で「ビルダーの選択」ダイアログボックスを表示します。

「コードビルダー」を選択して、VBEを開きます。

そして、ボタンのクリック時イベントに、下のように記述します。

DoCmd.OpenForm "F_ツアー", , , "[顧客ID]=[Forms]![F_顧客]![顧客ID]"


「OpenForm メソッド」などで検索すると、たくさんヒットしますが、Microsoftのページをリンクしておきます。

DoCmd.OpenForm メソッド (Access) | Microsoft Docs(Microsoft)

OpenForm (FormName, View, FilterName, WhereCondition, DataMode, WindowMode, OpenArgs)

Viewは、acNormal が既定値です。

もし、フォームを開く時とフィールドの特定の値に絞って表示したい場合は、以下のように記述します。

DoCmd.OpenForm "F_ツアー", , , "[都道府県] = '東京都'"

帳票フォームから単票フォームを開く別の方法

以下の記事は、クエリを作成する方法で解説しています。


コードビルダーを起動して作成した場合は、オブジェクトの名前が変更されても、自動修正はされませんが、クエリや埋め込みマクロの方法で作成すると、「Accessのオプション」で名前の自動修正をオンにしておくと、自動的に修正されます。