410 410 PowerPointの「元に戻す操作の最大数」のポップヒント | 初心者のためのOffice講座-SupportingBlog2 Yoshiko Hamamoto

PowerPointの「元に戻す操作の最大数」のポップヒント

PowerPointでは、元に戻す操作の最大数を設定することができます。

PowerPoint2003での設定

PowerPoint2003では、「ツール」メニューの「オプション」をクリックして、「編集」タブにあります。
既定は「20」となっています。

最大数は150です。入力できる数値は「3~150」です。この範囲外の数値を入れると、自動的に「3」や「150」に修正されます。


PowerPoint2007以降の設定

PowerPoint2007、PowerPoint2010では、「Office」ボタンをクリックして、「PowerPointのオプション」をクリック、「詳細設定」の「編集オプション」にあります。既定は「20」です。

「元に戻す操作の最大数」のテキストボックスを空白にした場合

この「元に戻す操作の最大数」のテキストボックスを空白にすると、「正数を入力する必要があります」とポップヒントが表示されます。

「3未満」を入力した場合

「2」を入力すると、「3以上の値を入力する必要があります」と表示されます。

「150より上」を入力した場合

「300」と入力しようとすると、「150以下の値を入力する必要があります」と表示されます。


PowerPoint2007以降では、範囲外の数値を入力すると、丁寧にポップヒントが表示されるようになりました。

でも、これって「3以上150以下の値を入力してください」だけでいいんじゃないのかしら?(^.^)

PowerPoint2016以降は、ポップヒントが修正されて、以下のように「3~150の整数を入力してください」と表示されるようになっています。画像は、PowerPoint2019です。



Office2007のWordや、Excelの元に戻す操作の最大数は「100」となっています。Office2010も同じです。

PowerPointの元に戻す最大数は、もう少し増やしてもいいかもしれませんね。PowerPointの既定の「20」はちょっと少ない気がします。

ただ、パソコンによっては負荷がかかる場合もあるかもしれませんので注意してください。